こんにちは、MAHARIです。
「日本語の勉強をしたいけど、日本語学校はお金がかかるから通えない」と思っていませんか?
私の夫は無料の日本語教室に通ったことで、たった1年で日本語での日常会話ができるようになりました。
また夫は日本語で面接を受けられるようになり、正社員として日本の企業で働いています。
本記事では、外国人の皆さんがお金をかけずに参加できる日本語教室をご紹介します。
日本語学習の第一歩として、ぜひ参考にしてみてください。
JICE(一般財団法人 日本国際協力センター)
厚生労働省から委託された法人が日本語教室を運営しています。
クラスはレベル別に3つあり、現在はオンラインと教室で日本語クラスが開催されています。
レベル1 | 初めて日本語を勉強する人、日本語が少し話せるが、ひらがな・カタカナの読み書 きが苦手な人のコ―スです。 |
レベル2 | ひらがな・カタカナの読み書きができ、日本語を少し勉強したことがある人のコ― スです。生活の中で日本語での簡単なやり取りが少しできる人のコ―スです。 |
レベル3 | ひらがな・カタカナや簡単な漢字の読み書きができ、生活の中である程度会話ができ る人のコ―スです。状況や相手に合わせた職場での話し方をさらに伸ばしましょう。 |
日本語のクラスで使うテキストは、JICEオリジナル教材。
受講費だけでなく、テキスト代も無料でもらえますよ。

私の夫もJICEのクラスに参加しました!
いつ | 月〜金のうち週4〜5日 |
どこ | オンラインまたは各自治体で決められた教室 |
だれ | 日本に住んでいる外国人(以下在留資格の種類) • 永住者 • 日本人の配偶者等 • 永住者の配偶者等 • 定住者 |
申込方法 | 本人が最寄りのハローワークで申し込み |
JICEの日本語教室受講時の注意点

本人が申し込みしなければならない
例えば、家族や友人が本人の代わりに申し込むことはできません。
必ず本人が在留カードを持って、ハローワークで申し込みする必要があります。
日本語に不安のある方は、ハローワークの人と日本語で話ができる人を一緒に連れて行くと良いでしょう。
クラス参加前にレベルチェックテストがある
申し込み後の試練として、「レベルチェックテスト」があります。
テストは筆記と会話の両方ありますので、テスト前に少し日本語の読み書きの練習をしておきましょう。
またレベル1のクラスであったとしても、「全く日本語が話せない、わからない」よりは、ある程度「ひらがな」と「カタカナ」の読み書き、簡単な挨拶ができるほうが楽しく日本語が学べると思います。

テストは「クラスの内容を理解できるか」を確認するためにあります。
学校の試験のような厳しいものではありませんので、安心してください!
平日の同じ時間帯での参加必須
JICEの日本語教室は平日週4〜5日、1日2時間弱のクラスです。
仕事や他の用事で参加できない曜日があると、クラスの参加は難しくなります。
申し込みする時に自分の希望するクラスが、毎回参加できる時間帯であるか確認しましょう。
仕事のための日本語
JICEの日本語教室は、「仕事を探している人」向けにカリキュラムが組まれています。
そのため、日常会話を勉強したい人には不向きです。
あくまでも「ビジネスで使う言葉や文化を学ぶ」場所であることを念頭に置いておきましょう。

夫は全部のレベルを受講しましたが、レベル3の内容は日本人でも難しく感じる時がありました。
市区町村で開催している日本語教室

実は、多くの市区町村の役所では、外国人向けの日本語教室を開催していることがあります。
これらの教室は、地域のボランティアや日本語教師によって運営されており、参加費は無料、または1学期数千円と日本語教室に比べて非常に安価です。
どうすれば自治体が主催している日本語教室を見つけられるのでしょうか?
まずは、お住まいの地域の市区町村役所に問い合わせてみましょう。
役所の国際交流課や多文化共生課などが窓口となっていることが多く、日本語教室の情報を提供してくれます。
また、地域の公民館やコミュニティセンターでも日本語教室が開催されている場合がありますので、そちらもチェックしてみることもおすすめします。
まとめ
ここまでオンラインで受講できる無料の日本語教室をご紹介してきました。
無料で日本語を学べるチャンスは意外と身近にあるものです。
日本語を学ぶために、わざわざお金を払う必要はない程、外国人向けの日本語教室が充実しています。
皆さんの日本語の勉強に少しでも役立てたら嬉しいです!